エネルギッシュなその情熱に冷静さと優しさをプラスしたいピッタ(PITTA)
湧き上がるような野心と情熱は天性のもの。その「できる」は誰に取っても当たり前ではないから、冷静に、時に優しく、自制の中で勇敢さを発揮していこう。
ピッタの気質
情熱的で勇敢、リーダーシップに富み知的で情報収集能力にも長け、熱量が高い人に多い傾向です。
がっしりとした体型、少し脂性の肌、汗をかきやすく喉が乾きやすい、ちょっと体育会系といえばというイメージをそのまま表すようなタイプ。
睡眠中に見る夢も情熱的で鮮やか、少しくらい睡眠時間が短い時があっても大丈夫ですが、反面ピッタ気質が出やすくなってしまうので注意が必要です。
安易に言ってしまえば「できる人」。ただし、人と歩調を合わせるよりも競争を好み、「なぜこんなことができないのだろう」と、自分にとってたやすくできることを相手にも求めてしまうところがあります。それゆえ、イライラや怒り、批判的で嫉妬心があり、時に攻撃的になってしまうことも。
頭の回転が速いため、一つ先の笑いを取るために毒舌で皮肉な部分が出ると、相手にとってはその一つ先まで見えておらず、ただの毒舌に聞こえてしまうこともあるので注意が必要です。
と、ちょっと熱量高めゆえの強さの空回りのようなところが目立ってしまうこともありますが、責任感が強くやり抜く意志力も強力であればこそ、リーダーシップで人を魅了することができます。
高い集中力で目的の達成のために邁進し、話や行動に無駄がなく、「できる人」として評価を受けることが多いです。
できる人であればこそ、できない人に寄り添う優しさが必要。優しさを持って世界を見れば、みんなその人その人の器や技量の中で必死にがんばっていることが見て取れます。
ピッタ気質の人に必要なのは、冷静さと優しさ。
さらに言えば、努力家ゆえの自己探究心も強く、「自分はどこに向かえばいいのだろう」「自分とはなんだろう」と、内省を繰り返し潜在意識への投げかけも多く、新たな視点を獲得することができます。それは理性であり、霊性という高貴なところまで手を伸ばすことができます。
ハートが強いピッタ気質に冷静さと優しさが備われば、あなた自身が魅力の塊に。
感情的ということは、感情が豊か・感覚が敏感であるということ。
攻撃としてではなく優しさとして人に向ければ、機転の効くピッタ気質ならではの様々な視点で相手を捉え、評価することができます。
大胆に見えて、意外と几帳面。豪快にお金を使うこともありますが、普段は節度をわきまえることができます。どこにお金を使うか、どこにエネルギーを注ぐべきかの判断ができるので、行動にも知的さが表れています。
感情が胸に頭に上がってきたときこそ、冷静さを胸に。青や白、深い宇宙のような心の広さと相手の光を移す月のような静けさをおすすめします。